特にSNSなどで告知をしているわけでもなさそうですが、ビュッフェ再開後初の日曜日ということもあるのか、大賑わいでした。
一般的に朝は飲食店にとっては稼働率が低くなるアイドルタイムです。客足の伸びない時間帯だからこそ、お得なモーニングメニューで、少しでも席を埋めて売り上げにつなげたいというのがセオリーなのですが、品川駅はその真逆で、朝時間こそ人流のピーク。
山手線・新幹線・京急線など6路線が集中する首都圏有数のターミナル駅であり、品川で暮らす人や働く人だけでなく、品川で乗り換える人、ビジネスや観光などで東京に来た人の窓口として、さまざまな人々でごった返す時間帯になります。

朝時間を使ってブランド認知
そこで「バルマルシェコダマ」の代名詞ともいえるシャルキュトリーを、気軽に体験してもらえるモーニングビュッフェを実施することは、アイドルタイムの穴埋めどころか、株式会社コダマのブランド認知を広めることにつながります。
自社製品のファンを増やし、同店でのランチやディナー利用を促すだけでなく、デパ地下やレストランへの動線にもなる、名刺代わりのサービスなのです。
行く前は「1000円で食べ放題? 絶対、赤字でしょ……」と思うのですが、一度訪れると同店のファンになり、気づけばデパ地下で店を探すようになることでしょう。
今回案内されたのはテラス席。柵の向こう側の品川駅の通路を行き交う何万人の人流を横目に、テラス席で高級生ハムを頬張り、1000円以上の幸せを満喫する朝です。
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